concern

バスター・キートンは悪友のルームメイトと一軒家で二人暮らし。ワンルームしかないその家は、寝室やキッチンに変化する万能ハウス。二人には想いこがれる一人の女性がいた。彼女は厳格な父親に厳重に守られている。女性を巡っててんやわんやの大騒動が繰り広げられる。狂犬病だと勘違いしたキートンが犬に追われ、廃屋の塀の上で繰り広げる鬼ごっこは最高!

塀を隔てて想いを通わせるバスター・キートンとガールフレンド。だが二人の親は、隣同士にもかかわらず対立している。何かと親達に邪魔されるキートン達だが、奇策を練って結婚にこぎつける。だが式の当日、両家の争いが再び始まり、収拾がつかなくなる。警官に追われ、黒人に化けてのチェイスと回転板塀が特に面白い。駆け落ち時の場面での3人肩車は凄い。

フランス映画の父で、映像の魔術師と呼ばれたジョルジュ・メリエスの監督作品。馬車による宇宙の旅。悪魔が地球で行った悪戯から神々が人間を救う為、その使者(善霊)が地球をめざす。このフィルムの状態はあまりよくないが、メリエスならではの作品。

フランス映画の父で、映像の魔術師と呼ばれたジョルジュ・メリエスの監督作品。壁に張ったポスターが突然動き出して人々を驚かせる。様々な大きさに撮った人間を合成して一度に見せた傑作!

フランス映画の父で、映像の魔術師と呼ばれたジョルジュ・メリエスの監督作品。メリエスの第2スタジオとなる人工照明可能なより大きなBスタジオで最初に作られた作品。この映画の宣伝文には、「この東洋風のお伽話は、繊細な幻想、豪華なセット、盛大な行進、エスプリの利いたストーリー、絢爛な衣裳などが目白押しの幻想映画の最高傑作です」とある。

フランス映画の父で、映像の魔術師と呼ばれたジョルジュ・メリエスの監督作品。老人達に拷問部屋に連れてこられた女。布でくるまれ燃やされるが女は消える。そこへ女神が現れ、逆に老人を縛り上げ、燃やしてしまう。

フランス映画の父で、映像の魔術師と呼ばれたジョルジュ・メリエスの監督作品。奇妙な中国人が傘の中から色々な物を出現させる。提灯を犬に変えたり女に変えたり、オーヴァーラップ合成で瞬間移動を見せたりする。

フランス映画の父で、映像の魔術師と呼ばれたジョルジュ・メリエスの監督作品。エジプトの幻想劇。当時はグラス・ステージ(ガラス張りのスタジオ)で撮影していたが、太陽光で撮影できるのは午前11時から午後3時頃までだった。

ウォール街の小さな銀行のしがない銀行員のバスター・キートン。今日も客と一悶着。銀行強盗と間違えられ逃げ出すハメに。逃げ込んだ先は、悪玉出納係とニセ札業者のアジトで、化物屋敷の噂を立てて人を寄り付かせない家だった。数々のドッキリ仕掛けにキートンも大慌て。骸骨が人間を再生させる面白い場面も登場。また糊の付いた手で、お札を数えるキートンのパフォーマンスは見事。

後年にコメディ映画の人気コンビとなるローレル＆ハーディ結成前のスタン・ローレルのソロ時代の作品であるが、オリバー・ハーディもこの映画に出演している。物語は、一文無しになったスタン・ローレルは部屋を叩き出される。路上でアタフタとやっていると一匹の犬がなついてきた。おかげで犬の品評会場をメチャメチャにするが、美人と知り合い家に招かれる。犬好きの一家に歓迎されるが。