クラシック（映画）

ずんぐりむっくりのビリー・ビーヴァン主演のスラップスティック・コメディ。この映画では、何をやらせてもダメなサーカス団員が役どころ。今では忘れ去られた数多くのサーカスの演目が見られる。特撮技術を使った笑いの場面もふんだんにある。本物のライオンの”演技”に注目されたし。ビリー・ビーヴァンは、1920年にマック・セネットと契約してから、主役としてドル箱スターの一人になった。

ヌボーッとしたビリー・ビーヴァン主演のスラップスティック・コメディ。この映画では、一文無しのビーヴァンが警察官に化け、レストランで食事にありつく。カキとの格闘は傑作だ。凄いカーアクションも見せてくれる。ビリー・ビーヴァンは、1920年にマック・セネットと契約してから、主役としてドル箱スターの一人に数えられるようになった。

サイレントコメディの傑作の一つとも言われている。監督は、デブ君シリーズで有名なロスコー・”ファッティ”・アーバックルが担当。この映画で使用している機関車は、「キートンの荒武者」での物を借りてきて作られた。西部開拓時代の初期に走っていたという列車の物語である。トンネルをくぐる時は車掌が長い煙突を持って先回り、また川の中では木材を着けて渡ったりと破天荒。

オットセイのような顔と小太りの体型で人気を得ていたビリー・ビーヴァンは、ヘンリー・パテ・レアマンのL−K.O.社に1917年に入りデビューを果たす。助演としての出演が多かったが、1920年にマック・セネットと契約してから、主役としてドル箱スターの一人に数えられるようになった。この映画では、科学者の助手が役どころ。何十台もの車を一人で押していく場面の面白さは絶品。

出っ歯が周囲の笑いものだった夫と、曲がった鼻が奇妙な妻。二人はこっそりと、しかも同時に整形したからさあ大変。二人とも他人に成りすましてロマンスへ走る。はたしてその騒動の結末は?。主演のチャーリー・チェイスは、コメディアンとしては大変珍しい、長身で二枚目なヤサ男だ。ボードヴィリアンだった彼は、1914年にキーストン社に入り、翌年にはすぐ主役としてデビューを飾る。

再婚相手の夫に、自分には息子がいることを隠している妻。嫉妬深い夫にはとても言えない。そこへのこのこやってきた、当の息子チャーリー・チェイス。母はなんとか夫に気に入ってもらうように息子をけしかけるが・・・。主演のチャーリー・チェイスの映画は常に大ヒットを記録するようになる。トーキー時代を迎えて、歌手やダンサーでもあったチャーリー・チェイスは見事に花を咲かせる。

舞台でロミオの役をやる事になったチャーリー。上手くいけばジュリエット役の娘と結婚できる。だが劇場に行くまでに酔っ払ったからさあ大変、町でひと騒動、舞台の上でもハチャメチャに行動してしまう。主演のチャーリー・チェイスは、1914年にマック・セネットのキーストン社に入り、そこでキーストン警官隊の一員を経て、チャップリンやアーバックルの脇として出演していた。

親に押し付けられたお見合いに来たチャーリーは駅で偶然会った女性と恋に落ちる。お見合いなんてしたくないチャーリーは、執事の浅知恵に乗せられて、バカなフリをして嫌われようと、相手の家でとんでもない行動ばかりやってのける。主演のチャーリー・チェイスは、コメディアンとしては大変珍しい長身で二枚目なヤサ男だ。チャーリー・チェイスの映画は常に大ヒットを記録するようになる。

海岸沿いの砂地で、脱獄囚のチャップリンと看守達の珍追跡劇。見事海に逃げたチャップリンは偶然溺れかけのエドナ・パーヴィアンス親子を助けて手厚い歓迎を受ける。後、正体がバレて警官隊まで乗りだしてくる。助けられ、朝目覚めた時、着ていたパジャマが縦縞になっていてベッドの鉄格子にさわるくだりは最高!チャップリンの秘書をしていた高野虎市が運転手役で出演している。

移民制限法下のアメリカへ向け、僅かな望みを持ってやって来たチャップリン他移民達。揺れる船で巻き起こるスッタモンダのさなか、チャップリンは貧しいエドナ・パーヴィアンス親子を助ける。アメリカに入国後、レストランで偶然、エドナと再会する。店では無銭飲食した男が店員達から袋叩きにあっていた。チャーリーは自分のポケットに穴が開き、お金が無くなっていることにハッとする。