クラシック（映画）

一部分フィルムに彩色をほどこしたステンシルカラー作品。90年たった今でも色褪せのない非常に奇麗な保存状態のいい着色映画。四大悲劇の一つとして有名なシェークスピア原作のリア王の没落悲話。

迫力ある歌声で一世を風靡した白人女性歌手、エセル・マーマン主演のミュージカル・ドラマ。メキシコの鉱山の町の酒場を切り盛りするエセルは、サンフランシスコに帰ることになるが、想いを寄せる男は、ライバルの陰謀により残ることになる。どうなる二人の恋路。

リール・マガジンとして本編上映の前に流れていたハリウッド・オン・パレードの中の一節。フランク・フェイの絶妙な喋りにスター女優バーバラ・スタンウィックが加わる。バーバラ・スタンウィックの演技を堪能したい方は、当サイトのドラマの所にある「群衆」や「異常な愛」をご覧あれ。

ジャズから派生した陽気なジルバと独特の早口リズム歌唱で一つの世界を築いた”ハイデホー”キャブ・キャロウェイが歌って踊るミュージッククリップ的作品。ニューヨークのハーレムの夜を舞台に、華麗に楽しむ黒人たちを描き出す。

映画がトーキーという革命を成し遂げた時、レコード界ではビング・クロスビーという青年が大ヒットを飛ばしていた。これにいち早く目をつけたのが喜劇王マック・セネットであった。彼はビング・クロスビーのヒット曲を題材にドラマ化した。ビング・クロスビーは生涯で1000曲以上のレコードを出したことはあまりにも有名。

リール・マガジンとして本編上映の前に流れていたハリウッド・オン・パレードの中の一節。大スターのゲーリー・クーパーと妻?との朝食風景。妻はなんとチンパンジーだった。ゲーリー・クーパーは1925年からサイレント映画に出演していたが、スターになったのは「モロッコ」(1930)から。当サイトのドラマのところにある「武器よさらば」と「群衆」も彼の代表作である。

リール・マガジンとして本編上映の前に流れていたハリウッド・オン・パレードの中の一節。スターの楽屋前での会話コント。子役スターのジャッキー・クーパーやアンナ・メイ・ウォン、ダグラス・フェアバンクスJr、ジミー・デュランテ、ビービー・ダニエルス、トム・ミックスなど数多くのスターが登場する。

3姉妹の美しいハーモニーで世界的に有名なアンドリュース・シスターズの歌声を全編にフィーチャーした、太平洋戦争勃発直後の兵士募集プロパガンダ映画。ミュージカルコメディ仕立てで国民の意志を戦争へと向かわせていく。ディック・フォーランの歌声やハリー・ジェームズのトランペットの名演奏なども楽しめる。

リール・マガジンとして本編上映の前に流れていたハリウッド・オン・パレードの中の一節。地元フランスで人気者だったモーリス・シュヴァリエは、1928年にハリウッドに招かれ、数多くのミュージカル映画に出演。パリジャン訛りの英語でアメリカだけでなく世界中の人々を魅了した。そして世界で一番高いギャラを取るスターになった。若きエディット・ピアフが有名になったのはシュヴァリエの力だと言われている。1959年にアカデミー賞特別賞をもらっている。

リール・マガジンとして本編上映の前に流れていたハリウッド・オン・パレードの中の一節。歌の前にインタビューが入っている。ラジオ局のスタジオで放送しているという設定で、ケイト・スミスは歌っている。