クラシック（映画）

ロイス・ウェバーと同じく、女性映画監督の先駆けとなったアリス・ガイ・ブラシェの製作・監督作品。妻をこき使い暴力をふるうロシア系の男が、妻と共にアメリカに移住する。そこでアメリカ流の女性への接し方を勉強していく。

ドキュメンタリー作家として有名なヨリス・イヴェンスが、オランダのアムステルダムの都市生活を、“雨”をテーマにして描くシネポエム。共同監督にマヌス・フランケン。

女性映画監督の先駆けとなったロイス・ウェバー製作・監督・主演になる作品。3人の男から同時にプロポーズされてしまった女は一体どうするのか。

1910年代になって活躍し始めた女性監督の草分けであるロイス・ウェーバーの企画、製作、監督、主演になる作品。日本人の生活や物の考え方をこの物語で表現している。シーンごとに着色されている。

俳優兼演出家であり、コメディを得意としたロメオ・ボゼッティの作品。胸の開いたドレスを着て歩く女性に男たちが群がる。ゴーモン社作品。

スウェーデンの画家ヴィキング・エゲリングが、ベルリンで唯一作り上げたシュルレアリスム映画。傑作となったこの作品は、エゲリングの死後、仲間であったハンス・リヒターに多大な影響を与えた。

少年がかゆみを起こす粉をふりかける。絵の中の人物までもが動き出す。女性の脚にふりかけると、かゆみの為スカートをめくってかきはじめる。そして男たちが後を追う。パテ・フレール社作品。

マルセル・デュシャン、マン・レイ、エリック・サティ、フランシス・ピカビア出演のシュルレアリスム映画。フランシス・ピカビアが書いた脚本は二頁ばかりの簡潔なものだったが、ルネ・クレールはそこから数々のテーマを引き出してリズミカルなダダイズム・コメディとして作り上げた。バレエ界の花形であったジャン・ボルランも出演している。

ヴァルター・ルットマンは、画家からアヴァン=ガルド映画の監督になったドイツ人。発表された作品シリーズ4本の内の最初の1本で、リズミカルな抽象図形の運動。

1910年に世界で初めて映画化された「オズの魔法使」は、オーティス・ターナーがセリグ社で監督した作品。主演は後に大女優になるビービー・ダニエルズが9歳の時に出演したもの。