恋愛・ロマンス（映画）

レンガ職人のリチャード・ラビングは、恋人のミルドレッドから妊娠したと告げられ、大喜びで結婚を申し込む。時は1958年、ここバージニア州では、異人種間の結婚は法律で禁止されていた。だが、子供の頃に出会って育んだ友情が、愛情へと変わっていったリチャードとミルドレッドにとって、別れるなどあり得ないことだった。二人は法律で許されるワシントンDCで結婚し、地元に新居を構えて暮らし始めるが、夜中に突然現れた保安官に逮捕されてしまう。二人は、離婚か生まれ故郷を捨てるか、二つに一つの選択を迫られる──。

カワイイ女子が親友であるがために、いつも目立たない存在となってしまうビアンカ。パーティーでハイスクールの人気者ウェスリーに、「お前って、DUFF(可愛くなく、スタイルも良くない、イケてる友達を良く見せる引き立て役)、気づいてなかったの?」と言われ深く傷つく。 ある日、ウェスリーは成績の悪さから、アメフト部の活動を止められ、進学するための奨学金も得られなくなる危機に。 そこでビアンカは、勉強を教える代わりに、恋愛もできる、イケてる女子になる為、そのコーチ役を交換条件に彼と取り引きするのだが…。 引き立て役の自分を変えるべく、恋愛、友情に奮闘する、ティーンのイマドキの恋愛模様を描いた全米大ヒットのハートフル・コメディ!

学生時代の友人は将来を見据えて仕事に、結婚と幸せになっていく。 そんな中、未だに先の見えない生活を適当に楽しみながら怠惰に過ごす28歳のメーガン(キーラ・ナイトレイ)は、ある日、恋人からプロポーズを受けて、パニックに!責任を伴う人生から逃げるかのように、たまたまその日居合わせた16歳の高校生アニカ(クロエ・グレース・モレッツ)の家に転がり込む。 ティーンエイジャーの世界に足を踏み入れてしまうメーガン。 しかし、アニカの父親クレイグ(サム・ロックウェル)との出会いが、その後の人生を大きく左右する—。人生の岐路に立たされた、オトナになりきれない女性たちに贈る、3大スター豪華共演による全米大ヒットのキュートなラブ・コメディ。

ハイスクールの卒業を目前に、サッター(マイルズ・テラー)には将来の夢や目標もなく、日々の楽しさだけを求め、パーティーに明け暮れていた。酒に酔い潰れたサッターは偶然通りかかったエイミー(シャイリーン・ウッドリー)に起される。彼女は控え目な性格でサッターとは間逆のタイプの女の子だった。そんな彼女に興味を持ったサッターは、彼女をパーティに連れ回し、家族に縛られている彼女に自立を促す。だが、関係が深くなるにつれ、今度はサッター自身が彼女に影響され、心に秘めていた悩みと向き合おうとするのだが、そこには思いもよらぬ二人の運命が待ち受けていた—。将来への希望と不安に揺れる二人の関係を等身大で描いた、あまく、切ないラブ・ストーリー。　サンダンス映画祭審査員特別賞受賞。

映画監督を夢見る青年・健司が密かに想いを寄せるのは、通い慣れた映画館・ロマンス劇場の映写室で見つけた古いモノクロ映画のお姫様・美雪。今は誰も観なくなったその映画を、毎日のように何度も繰り返し観ていた健司の前に、ある日奇跡が起きる。美雪が健司の前に突然現れたのだ。その日から2人の不思議な同居生活が始まった。モノクロの世界しか知らない美雪にカラフルな現実世界を案内する健司。同じ時間を過ごす中で、2人は次第に惹かれあっていく。しかし、美雪にはある秘密があった。現実の世界に来るための代償で、人のぬくもりに触れたら美雪は消えてしまうのだ。そんな中、美雪は映画会社の社長令嬢・塔子が健司に想いを寄せていることを知る。好きだから触れたい、でも触れられない……。この切ない真実に2人はどう向き合い、どんな答えを出すのか——

アカデミー賞作品賞ほか最多13部門ノミネート! 『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ監督が贈る、切なくも愛おしい究極のファンタジー・ロマンス。1962年、アメリカ。政府の極秘研究所で清掃員として働くイライザはある日、施設に運び込まれた不思議な生きものを清掃の合間に盗み見てしまう。“彼”の奇妙だが、どこか魅惑的な姿に心を奪われた彼女は、周囲の目を盗んで会いに行くようになる。幼い頃のトラウマからイライザは声が出せないが、“彼”とのコミュニケーションに言葉は必要なかった。次第に二人は心を通わせ始めるが、イライザは間もなく“彼”が実験の犠牲になることを知ってしまう——。

1912年、処女航海に出た豪華客船タイタニック号。新天地アメリカを目指す画家志望の青年ジャックと上流階級の娘ローズは船上で運命的な出会いを果たす。身分違いの恋を乗り越え強い絆で結ばれていく2人。しかし不沈を誇っていた豪華客船は皮肉な運命に見舞われる……。

令子は十年前、23も年上の芝直吉のもとに嫁いたが、彼女の結婚生活は屈辱と忍従の生活そのものでしかなかった。そんな妻の座に半ばあきらめていた令子の心をゆさぶったのは、芝の商敵で関西の少壮実業家、立花烈であった。一方、小河内まゆみは年頃の子供を持つ美貌の未亡人……その彼女の前に現れた男は、亡夫の友で数年間寝たままの病妻を抱えた下妻であった。或日まゆみは彼の激しい要求と彼女自身の欲求」に耐えかねて遂に下妻の愛を受け入れたのだった。

若く美しい令子、肉感的で魅惑的なまゆみの二人はきわめて対照的な美しさだが、子供二人を抱えて、女だてらに建築ブローカーをやっているまゆみにしても、富豪の実業家に嫁いだ令子にしても、心の片隅にわびしい魂の飢えを感じている女たちであった。

アレックスは、仕事でラスベガスに出張中、偶然出会ったメキシコ人女性イザベルと意気投合、熱い一夜を共にする。だが翌朝彼女は姿を消し、アレックスは二度と彼女に会うことはないと思っていた。しかし3ヵ月後、彼の子供を身ごもったという知らせと共にイザベルが再び現れ・・・。