社会派・ヒューマン(映画)

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『ひだるか』映画(一般動画) DMM (佐藤 允)

主人公・原陽子は花形ニュースキャスターだが局の合理化でキャスターとレポーターの兼任を迫られる。彼女の働く地方TV局は企業買収を狙う外資や、デジタル化の嵐の中で存亡の危機にあった。恋人、リストラ、組合分裂、様々な動きの中で、出会った舞台で三井三池闘争を知る。かつて三池の労働者であった父・謙作の謎の沈黙…父に何があったのだろう? 「ひだるか」とは、三池地方の方言で、「ひもじくてだるい」の意味。 陽子は、「ひだるか」な心を克服できるだろうか?
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『あした天使になあれ』映画(一般動画) DMM (嘉門 達夫)

手術室の看護師になって3年目の真央は、病院の先輩の誘いでアマチュア・ミュージカル劇団に入る。定年退職したばかりのやえこも加わり、劇団は公演に向けて動き出す。父の死で一度は、ミュージカルへの道を断念した真央だけに水を得た魚。劇団の先輩で工場の跡取り息子である本間との仲も深まっていく。しかし、叔父の反対、医療現場の厳しい現実に心がくじけそうになり、劇団への足が遠のく。果たして、真央はこの壁を乗り越えて公演の舞台に立つことができるだろうか…。
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『桃とキジ』映画(一般動画) DMM (弥尋)

保育園のお遊戯会で『桃太郎』を演じた女の子・小島桃は、その後に演劇に目覚め、女優を志し18歳で上京するも、そこは厳しい世界だった。 心の支えだった父は病死し、その後も全く芽が出ず、生活も苦しく、気付けば26歳になるも、どこかで「自分には帰る実家がある」と思っていた。 そんなある日、母が一人で切り盛りする帽子店が閉店になると知る。慌てて実家に戻ると、そこには青年になった同級生のイヌとサル、そしてキジがいた…。 大人になった桃と周りの人間たちが岡山を舞台に繰り広げる物語とは…?
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『野獣刑事』映画(一般動画) DMM (緒形 拳)

降りしきる雨の夜、赤い傘をさした女が殺害された。被害者は西尾由美子22歳、首を絞められ何度もナイフで刺されていた。有能だがやりすぎという声が絶えない大阪・釜ヶ崎地区の捜査一課刑事・大滝誠次も、この事件の捜査に駆り出された。大滝は、かつて自分が刑務所に送り込んだ男・阪上の情婦・恵子と同棲に近い暮らしをしていた。狙った獲物は逃がさず、時には無法な行動も辞さない野獣のような彼は、独自の捜査で被害者・由美子の隠された生活を暴いていくが、犯人は依然として見つからない。そんな中、出所した阪上が恵子の家に転がり込み、奇妙な三角関係の生活が始まるが……。
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『オール・アイズ・オン・ミー』映画(一般動画) DMM (ダナイ・グリラ)

NYのスラムで生まれ育った2PAC。ブラック・パンサー党員の母に連れられ、住まいを転々とし、17歳の時カリフォルニアに移り住む。その頃、母親はドラッグ中毒で家庭は酷い有様と化していた。そんな彼はラッパーとなる夢を追い続け、2PACの名でソロデビューを果たし、着々とその名を上げていく。 だがある日、レコーディング・スタジオで強盗に襲われ、被弾。一命を取り留めたが、この事件を仕組んだのは、東海岸のBad Boyレコードに所属するショーン“パフィ”コムズとノトーリアスB.I.G.だと思い込む。西海岸のDeath Rowレコードに所属する2PACは事あるごとに彼らを非難し、ヒップホップ界史上最悪の東西抗争が幕を開けてしまう。そして遂に、2PACはラスベガスで2度目の銃弾を浴びる・・・。
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『サーミの血』映画(一般動画) DMM

クリスティーナ(マイ=ドリス・リンピ)は、孫娘と共に息子の運転する車で妹の葬儀に向かう。それは、少女時代に捨てた本当の名前、故郷、そして妹との再会の旅であった。葬儀を終え、ひとりホテルのバーで彼女は思い出す——。 1930年代、スウェーデン北部のラップランドで暮らす先住民族、サーミ人は差別的な扱いを受けていた。少女エレ・マリャとその妹ニェンナは、親元を離れサーミ語を禁じられた寄宿学校に通っていた。エレ・マリャは成績も良く進学を望んだが、スウェーデン人の教師(ハンナ・アルストロム)は「あなたたちの脳は文明に適応できない」と告げる。 そんなある日、エレ・マリャはスウェーデン人のふりをして忍び込んだ夏祭りで都会的な少年ニクラス(ユリウス・フレイシャンデル)と出会い恋に落ちる。彼女が咄嗟に名乗った名前は「クリスティーナ」。学ぶこと、自分の未来を自分で決めること、人間として当たり前の権利すら与えられない生活から何とか抜け出したいと思っていた彼女は、彼を頼って列車で街に出た。 かねてからの憧れであった学校に入学を果たし、クリスティーナとしての生活をはじめたエレ・マリャだったが、教師から授業料の支払いを求められ、現実を突きつけられる。行き詰った彼女は親元に戻り、自分の相続したトナカイを売って学費を払ってほしいと願い出るが、すべてを否定され「見世物のような暮らしは嫌だ」と言い放つ。 翌日、エレ・マリャは、故郷、家族、すべてを断ち切るように自分のトナカイをその手で殺める。その様子を見ていた母親は、父親の銀のベルトを差し出し「出ておゆき」と彼女に告げた。
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『疑わしき戦い』映画(一般動画) DMM (ジェームズ・フランコ)

舞台は、アメリカが大恐慌の波に揉まれた1930年代カリフォルニアのリンゴ農園地帯。リンゴ農園で働く900人もの移民たちは過酷な労働を強いられたうえ、約束の賃金より安く働かされており地主たちと衝突。ジム・ノーラン率いる労働者たちは結束し、一団がストライキを起こすが…。
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『ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ』映画(一般動画) DMM (ヴァンサン・ペレーズ)

1920年代、のちの近代建築の巨匠ル・コルビュジエは、気鋭の家具デザイナーとして活躍していたアイリーン・グレイに出会う。彼女は恋人である建築家兼、評論家のジャン・バドヴィッチとコンビを組み、建築デビュー作である海辺のヴィラ〈E.1027〉を手掛けていた。陽光煌めく南フランスのカップ・マルタンに完成したその家はル・コルビュジエが提唱してきた「近代建築の5原則」を具現化し、モダニズムの記念碑といえる完成度の高い傑作として、生みだされた。当初はアイリーンに惹かれ絶賛していたル・コルビュジエだが、称賛の想いは徐々に嫉妬へと変化していく…。
映画(一般動画)

『92歳のパリジェンヌ』映画(一般動画) DMM (サンドリーヌ・ボネール)

子供や孫にも恵まれ、穏やかな老後を過ごすマドレーヌ。まだまだ元気な彼女だが、92歳の誕生日のお祝いに駆けつけた家族に対して驚くべき発表をする。気力があるうちに、自らの手で人生に幕を下ろすというのだ。絶対反対を唱える家族たちと、揺るがないマドレーヌの意志。しかし限られた日々を共に過ごす中で、次第に家族たちはマドレーヌの想い、そして彼女の生きてきた人生と触れ合っていき—。
コメディ(映画)

『喜劇団体列車』映画(一般動画) DMM (渥美 清)

愛媛県奥道後温泉近くの伊予和田駅に勤務する山川彦一、30歳の独身で母親のお杉と二人暮らし。過去3回助役試験を受けるが、未だ旅客係のまま。そんなある日、彦一は汽車に乗ってやって来た迷子の面倒を見ることになる。‘しもむらけい一’という名前と家のそばに城があるということを唯一の手掛かりに方々駆け回り、宇和島駅でやっとその母親、志村小百合という学校の先生の未亡人とめぐり逢う。そして、彦一は小百合に一目惚れしてしまう。彦一が家に戻ると、見合い話が待ち構えていたが、小百合のことが忘れられない彦一は、助役試験に受かるまで結婚しないと宣言する・・・。