120度広角レンズと三脚ネジ搭載で「OSMO Pocket」の不満を解消!? 小型ジンバルカメラ「Feiyu pocket」レビュー
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https://japanese.engadget.com/jp-2020-04-28-120-osmo-pocket-feiyu-pocket.html

スマホのカメラ性能がアップしてスマホ用電動ジンバルが人気ですが、ここ最近は小型電動ジンバルカメラが続々と登場しているのですよ。

小型電動ジンバルカメラの元祖と言えば「DJI OSMO Pocket」ですよね。
未だに根強い人気ですが、色々と不満点もあるのです…

そんなイライラをまるっと解消してくれるような新しい商品が登場しました。FeiyuTechの「Feiyu pocket」です。本社のある中国ではまだ未発表の製品です。GREEN FUNDINGでの公開が世界初となります。通常価格は3万2450円ですが、GREEN FUNDINGでは特別価格の15%オフの2万7583円で購入できます。プロジェクト期間は6月30日23:59までです。

形状やサイズ感はOSMO Pocketによく似ています。って言うよりパッと見はソックリですね。
ではどんなところが優れているのでしょうか?

大きなポイントは3つ
・120度広角撮影
・本体底面に三脚ネジ搭載
・Wi-Fi標準搭載

OSMO Pocketユーザーならコレを聞いただけで羨ましくなっちゃいますよね♪

ジンバルのモードは4種類
・HFモード:パンのみフォロー。チルト/ロール軸は固定。
・TFモード:パン/チルトフォロー。ロール軸は固定。
・AFモード:三軸全てをフォロー。
・LKモード:三軸全てを固定。(Mボタンを押しっぱなし)

移動撮影の場合はHFモードを使用するのが良いでしょう。
スライダーやクレーンショットにはLKモードが使いやすいです。

動画の最高画質は4K@60fps 120Mbpsで、1080pでは120fpsのハイスピード撮影も可能。スペックとしては悪くないですね。
タイムラプス/モーションラプス/パノラマ撮影などにも対応しています。

1.3インチのタッチディスプレイで殆どの操作が可能ですが、カメラ単体ではジョイスティック操作やオブジェクトトラッキングはできません。これらはWi-Fiでスマホと接続すれば専用アプリ「Feiyu Cam」で対応可能となります。

Mボタンを3回押すとカメラ部が180度回転して自撮りモードになります。
120度の広角とは言え、アクションカムなどの超広角映像に慣れてしまうと若干圧迫感があります。
そんな時には自撮り棒でちょっと伸ばしてあげれば程よい距離感で楽に撮影できます。底面に三脚ネジを搭載しているのはありがたいですよね。(と言うよりも本来こうあるべきでしょう)

概ね使い勝手は良いのですが、いくつか注意点があります。
カメラ部にはマグネットなどは付いていないので、フィルター類は装着できそうにありません。
それと細かなブレが気になります。小型で軽量なので安定感が低いのはどうにもしょうがないですね。これはこの手のカメラの特性と思って注意して使うようにしましょう。

どうしてもブレて欲しくないという方は、もっと大きくて重いジンバルを使う方が間違いないです。