GoPro HERO10レビュー、見た目はほぼ9だけどかなり進化してました!
GoProの新機種HERO10が登場しました。
前機種HERO9と比べると、パッと見はロゴが青くなって「10」って書かれているだけ。
8から9への見た目の変化が大きかっただけに、発表自体もあまり目立ちませんでしたよね。

でもガジェット界隈ではよくある話ですが、見た目が変わらなかった時は中身が大きく変わっていることが多いんです。HERO10もまさにソレ!

まずは搭載プロセッサーがHERO6から9まで使用されていたGP1から、新しいGP2に進化しました。
これにより各種操作もサクサク動作し、ストレスがかなり軽減されました。

そして記録解像度も向上。写真はHERO9の20MPから23MPへ、動画は5.3K 60fpsでの撮影が可能となりました。しかも4Kで120fps、2.7Kでは240fpsのハイスピード撮影も可能です。

定評のある手ブレ補正HyperSmoothも第4世代となってより強力に!

中でも個人的に一番注目したのが、水平維持機能が45度まで機能することです。
HERO9から搭載された水平維持機能ですが、従来はチルトリミットが27度だったのですよね。
これでかなり激しい動きをしてもしっかり水平を維持してくれるので、映像の安定感が格段に進化しました。

またHERO9と形状が変わっていないので、従来の各種モジュラーも使用可能です。
Max Lens Modを使用すれば360度の水平維持が可能ですが、本体のみで45度まで対応できるとなるとモジュラー不要の場面もかなり多くなりそうです。ちなみに現時点ではMax Lens ModのみHERO10で動作しませんが、近日中にファームアップで対応するそうです。

その他にも低光量環境でのノイズが低減されたり、撥水性の高いレンズカバーで水滴がつきにくくなったり、スマホへのデータ転送を有線でできるようになったり、使い勝手もかなり向上されています。

HERO10 BlackのGoPro.com公式ストアの希望小売価格は、GoProサブスクリプションメンバーなら54000円、サブスクリプションなしでは64000円となっています。