「爆破ロケの聖地」で爆破映え!撮影のコツを伝授します
2021年10月24日。埼玉県寄居町の採石場にて、爆破撮影ツアーが開催されました。
実はこの場所は関越道花園インターからのアクセスも良いので、50年程前から特撮の爆破シーンに使用されている、いわば「爆破ロケの聖地」なんです。

爆破には粉が弾け飛ぶ「セメント弾」と、炎が立ち上がる「ナパーム弾」の2種類があります。
今回のイベントでは全3回の撮影ができ、家族の記念や友達同士、コスプレなど…参加者の顔ぶれも様々でした。(この日はテストと記念撮影を合わせて5回爆破しました)

一度の爆破で全グループが撮影するので、爆破地点から安全な距離をとって扇形に並んで撮影します。配置場所は不公平感がでないように爆破ごとに入れ替わりました。

撮影機材やカメラマンは参加者自身が準備して行うのですが、より迫力ある写真/映像を撮るにはいくつかの注意点があります。
・なるべく低い位置から
・より望遠レンズで
・フルマニュアル撮影

爆破地点と被写体の間は安全な距離が取られていますので、これを目立たなくするために低いアングルから望遠レンズで狙います。基本的には画角内に足先まで全身を入れて、爆破の広がりを見せるために上部に余裕をもたせましょう。ナパームの炎で一気に明るくなりますので、フォーカスや露出が狂わないようにフルマニュアルで撮影します。またシャッタースピードは速くした方が良いでしょう。
スマホで撮影する場合は、画面の被写体部分を長押しするとフォーカスや露出を固定できる機種が多いです。写真の連写でも良いのですが、スローモーション撮影が面白いと思います。また望遠レンズのある機種の場合は、間違いなく望遠で撮影するのがオススメです。
インカメラの自撮りだと広角になってしまうので、ちょっと迫力が足りなくなってしまうかも?

撮影は全て自分たちで行うので、カッコイイ写真/映像を残したければこれらを踏まえて機材やスタッフを準備しておきましょう。

参加者の中には、3回全て衣装を変えて望まれていたツワモノもいらっしゃいました。どうせならコスプレした方がテンションも上がりますし、何より楽しめると思いますよ♪

今回はイベントとしての開催でしたが、今後は定期開催できるように準備を進めているとのことです。ヨリイフィルムコミッションなどの情報をチェックしてみてください。