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第二次世界大戦で廃墟になる前の美しきヨーロッパの町々。1936年にアマチュアキャメラマンが16ミリキャメラで撮影した。ポルトガルイタリアモナコスイスフランスベルギーオーストリアハンガリードイツなどへ。ヒンデンブルク号がケルン上空を通過。ベルリンでは戦争の足音が。ナチスの親衛隊が行進を。他

デブリー大学の創設者であり、撮影機や映写機の開発者としても有名なハーマン・デブリー博士が1928年に製作したドキュメンタリー。ボーイスカウトの少年達が数々の不思議な運動を披露。また青年男女達が棍棒を使ったゲームで盛り上がる。孤児院の子供達が織り成す美しい行進模様。定番の陸上や水泳なども登場する。

戦没将兵追悼記念日は、南北戦争で戦死した北軍兵士を称える為に始められたが、第一次世界大戦以後、あらゆる戦争で亡くなった米国兵士を追悼する記念日になった。この映像は1920年にニューヨーク州オレンジ郡のコンウォール町で行われたパレードの記録。陸軍兵の他、騎馬隊や警官、消防士、女性兵なども参加。当時の車がとてもいい。

1964年に米軍がカラーで撮影していたサイゴン(現ホーチミン)市街戦の模様。一部分実音が収録されている。北ベトナムの人民軍がサイゴン市内に侵入、南ベトナム軍が迎え撃つ。後の1975年4月30日に陥落している。付録に、ジャングルを進み山岳民族の家などを調査する「特殊部隊のパトロール」が付く。※一部分実音が収録されている場面があります。

1961年に米軍が撮影した西ベルリンの米英地区の模様。貴重な空撮映像も収録されている。検問所や賑わうデパートなど。1948年6月24日、西ベルリンに向かう道路や鉄道がソ連軍により封鎖され、西ベルリンは陸の孤島と化していた。東ドイツ政府は1961年8月13日から西ベルリンを囲むように壁の建設を始める。

日本がポツダム宣言を受諾したことにより8月25日に米軍が仁川に上陸。朝鮮総督府は9月9日に降伏文書に調印、日本軍の武装解除が米軍の手で行われた。朝鮮在住の日本人達が帰郷の為に用意された列車に乗り込む。ソウルの路上に置き去りにされた赤ちゃんや倒れている少年など市内の模様も記録されている。 ※不鮮明な部分があります。

米軍がカラーで撮影していたチュニジア戦の記録。1942年11月8日、モロッコとアルジェに上陸した連合軍は枢軸国軍よりも先にチュニジアを確保しようと進軍を開始する。前線で指揮を執るアイゼンハワー将軍の姿も。付録として、1943年6月14日にカイロで行われた「北アフリカ戦 連合国戦勝パレード」のカラー記録。

米空軍が撮影した東京大空襲の記録集で「最後の爆撃」の元になった映像ショット。グアム米軍基地のルメイ少将が作戦会議で部下に東京への無差別爆撃を指示。米護衛戦闘機が日本機を撃ち落とす。日本の飛行場や工場列車などが狙われる。浜辺にいた漁師もターゲットに。被弾したB−29が硫黄島に緊急着陸し炎上など。

1918年11月に第一次世界大戦が終わった。連合国軍数十万の兵士達は除隊を許されず兵舎で待機させられていた。兵士の不満は爆発寸前であった。米総司令官のパーシング将軍がスポーツ大会の開催を提案、パリ市郊外にスタジアムなどが作られ、パーシング出席の下、オリンピック同様の陸上や水泳他各種競技が行われた。

米軍が製作したWW1の記録。5年間に渡る戦争で992万人が戦死、戦傷者は2000万人を超えていた。近代兵器の戦車や飛行機、毒ガスなどが最初に使われた戦争であった。各国の従軍キャメラマンも数多く亡くなった。WW1に行く米兵を決める抽選会やウッドロー・ウィルソン大統領なども。