
『落語研究会「附子」三笑亭夢丸』お笑い(一般動画) DMM
「落語研究会」は、明治38年に当時の落語界に危機感を持った落語家たちが、"落語の研究、後進の養成、寄席改良"をスローガンに、本格の落語を目指して始まった歴史ある会。現在では、落語家が人前で演じることによって芸を研くことに重点がおかれ、TBS主催により毎月国立劇場小劇場で当代の人気落語家たちによって、珠玉の演目が披露されている。お届けするのは、三笑亭夢丸(さんしょうてい・ゆめまる)による「附子(ぶす)」。 「附子」 とある商家に番頭を呼ぶ主人の声が。これから婚礼に出かけるのでお供をするように、とのこと。番頭は「私ではなく定吉や権助はいかがでしょうか」と聞くが、主人はどうしても番頭に一緒に来てもらいたいと言う。そうなると、定吉と権助が留守番をすることになる。ただでさえ不安だが、主人は棚の上にある黒い箱に入った蜜に2人が手を出さないか、これも不安で仕方がない。そこで、箱の中は附子という猛毒だということにしようと思いつく。 ※附子・・・トリカブトの異名